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給糧艦 杵崎

I.J.N. Kinesaki
艦隊や将兵の台所


 <使用キット>
 ライデンモデル  給糧艦「杵埼型1942」

 <実艦解説>
 杵埼級は、小型の冷凍給糧艦として、1939年度のC計画で1隻、1940年に3隻が追加建造されました。
 冷凍食品84トン、飲料水71トンを搭載可能で、軍艦というより遠洋航海漁船に似たシルエットでした。
 一番艦「杵埼」は、1940年9月30日に竣工。以降、「早埼」「白埼」「荒崎」と続き、北方や南方の前線近くの基地への食糧輸送に従事します。
 単なる輸送任務だけでなく、8cm高角砲や爆雷投下台を備えていたことから、簡易護衛艦としても使われて米潜と死闘を行っています。なかでも「早埼」は、1943年2月に、浮上充電中の米潜「グローラー」に体当たりを敢行し、損傷を負わせることに成功してます。

 ■数奇な戦後の余生
 杵埼級は、一番艦の「杵埼」が1945年3月に戦没したほかは、無事に終戦を迎えることができました。ここから、残った三姉妹の数奇な戦後が始まります。
 「早埼」はソ連に引き渡し。「白埼」は中国に引き渡されて「武陵」と改名されて1970年まで使用。「荒崎」はアメリカから返還され、水産大学校の練習船「海鷹丸」になった後に、民間の貨物船「なにわ丸」となっています。旧海軍の艦船で、ここまでバリエーションに富んだ戦後を送ったクラスは少ないでしょう。






 <模型解説>
 国内の新鋭メーカーのライデンモデルから出た新製品を、いきおいで一日で完成させてみました。
 パーツの合いはぴったりで、木甲板部をエッチング化することでマスキングを不要にした作りやすいキットです。
 一方で、小パーツが全てエッチングなので目に優しくなかったりも。ボートダビットは、そのためジャンクパーツを流用してます。
 このようなマイナー艦を、国内の新規参入メーカーさんが作るというのはうれしいことなので、これからも頑張ってほしいです。ライデンモデルさんの看板娘の狐娘さんが可愛くてお気に入りだったりもしますので(笑

■「朝霜」と
 2000t級の甲型駆逐艦と並べると小ささが分かります













 ■要目
 ■排水量:910t(基)
 ■全長:62.29m
 ■全幅:9.4m
 ■出力:1,600馬力
 ■速力:15.0ノット
 ■兵装:40口径8cm1門、13mm連装機銃1基、九五式爆雷8個

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