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戦艦 クレイオー

BattleShip Kleio
祖国奪還に奮闘する戦姫


「大和し麗し」を運営されているHIDEBOさんにいただいた、合成画像です。
ありがとうございます!

 <使用キット>
 ハセガワ「霧島」
 ハセガワ「アラバマ」

 <設定>
 戦艦「クレイオー」は、スカンジナビア半島の西に位置する島国「ノーデンフェルト皇国」の所属である。その前身は、第一次大戦の頃に日英同盟の誼で派遣された戦艦「霧島」。北海でのドイツ高海艦隊との戦闘で損傷し、追撃を受けた「霧島」を当時中立だったノーデンフェルト皇国が保護したのが契機である。
 その後、ノーデンフェルト皇国は豊富な地下資源を背景に、海軍の急速な近代化を押し進める。しかし、それは小艦艇中心で「クレイオー」は、最低限の保守整備をされるだけで宿泊練習艦や皇族の式典会場に近い扱いだった。
 それが、1930年代の世界恐慌を背景にした欧州情勢の緊迫化に伴い、アメリカでの近代改装が決定。1940年にアメリカに回航される。
 その直後、ノーデンフェルト皇国での軍事クーデターが発生。親独軍事政権が樹立される。「クレイオー」には皇族が名目上の艦長となる慣習があり、副長が実質的に指揮する形になっていた。この時も艦長は皇族の少女だった。彼女は、直ちに亡命政権の樹立を宣言し、類稀な手腕で「クレイオー」の改装を強行。かつての祖国とナチスに挑戦するのであった。

 ■主砲
 ビッカース式の45口径36p砲である。日本に残った「金剛」級と基本的に同一だが、長らく20度のままだった仰角を改装時に30度に引き上げた。これは、米国艦に準じた改装で射程が2万8600メートルに伸びたが、日本の「金剛」級の近代化改装後の射程の3万5420メートルには及ばなかった。だが、旋回・装填に大幅な電化を取り入れたことで、30秒毎という高い連続射撃性能を実現した。

 ■両用砲
 改装時に従来の副砲は全廃。代わりに38口径5インチ両用砲を連装8基搭載。副砲弾薬庫の廃止による防御力向上という副次的利益ももたらされた。

 ■機関
 新型の蒸気タービンを4基4軸、12万1000馬力に換装。日本の「金剛」級ほどではないが、28ノットの快速を発揮。また、大幅な電化と機関の蒸気を暖房に利用する機構により、北方での居住性が向上した。

 ■防御
 従来からの垂直装甲203ミリはそのままだったが、水平装甲と魚雷・水中弾対策は強化された。すなわち、最大140ミリの垂直防御甲板と、バルジの装着である。機関部や舵取り室周囲にも増加装甲や重油タンクが設置された。

 ■上部構造物
 本艦に加えられた改装の最大の特徴が、ここである。竣工時と大差無かった三脚マストを撤去して、サウスダコタ級戦艦に準じた塔型艦橋になり、煙突も一本にまとめられた。その際、艦内に集中戦闘指揮所(CIC)が設けられると同時に、艦橋に戦闘指揮所兼司令塔が置かれた。
 大幅な電化による、レーダーや射撃指揮装置の充実ぶりも目覚しい、。

 ■総評
 日本に残った「金剛」級とは異なる近代化改装が本艦の特徴といえる。すなわち、遠距離砲戦能力と速力は「金剛」級が上。近距離砲戦能力と対空戦力、居住性、生残性は「クレイオー」が上といえる。一方で、やや脆弱な装甲は、「金剛」級と「クレイオー」に共通していると言える。

 

   

   

 <模型解説>
 「クレイオー」を作るきっかけは、ハセガワの「霧島」建造の断念から始まります。
 最初は素直に「霧島」を作ろうと、船体を組み立て始め、外舷電路まで付けました。そこで、艦橋のデティールアップの難しさに作業放棄。…一年位、安置していました。
 その後、「サウスダコタ」を第三次ソロモン海戦で日本が鹵獲使用したら面白いだろうなあ…、と考え始め。次に米海軍も「霧島」を鹵獲使用して、日本に渡った「サウスダコタ」とリターンマッチしたら燃えるか?と考え出して、「クレイオー」の建造が始まりました。…結局、所属はPCゲーム「蒼海の皇女たち」をモチーフにしたオリジナル国家所属になりましたが。
 さて、真珠湾攻撃後に大改装された米戦艦群を参考に工事開始。まずは、外舷電路の撤去と舷窓、副砲の閉鎖です。パテ埋めとプラ板の接着で、船体をまっさらにするこの工事が一番時間がかかりました。
 上部構造は基本的に「アラバマ」の艦橋です。ただ、司令塔はそのままだと見栄えが悪いので「シャルンホルスト」の物と交換しました。両用砲の配置も迷いましたが、2番主砲基部を気にせず広い射角を得るために、全て高めの位置に設置。前マストは真鍮線で製作。
 旧飛行甲板の取り扱いにも苦慮しましたが、フラットにしました。砲戦時には航空機は搭載できない事を考え、平時に回転翼機が発着できる程度でよいと考えたので。なのでデリックは、ボート用です。
 米国で改装された艦なので、塗装はメジャー22。甲板はクレオス333、船体上部はクレオス308。下部はネービーブルーを明るく調色した物を使いました。
 仕上がってみると、改装後の「テネシー」や「ウエスト・バージニア」に似ながらもスマートな艦になりました。
 艦名は、ギリシャ神話の文芸の女神のうち、「英雄詩」「歴史」を司る女神を。ゼウスとムネモシュネの娘でもあります。
 アニメと全く関係ないようで、実はあったり。「キディグレイド」に出てくる「ラミューズ」級高速巡航艦の一番艦や、「魔術師オーフェン」のヒロイン、クリーオウの元ネタです。また、最近のアニメ「ムネモシュネの娘たち」とか。

 ■北海で「ティルピッツ」と対峙する「クレイオー」
 ノーデンフェルト皇国という拠点を得たドイツ海軍は、活動を活発化。
 船団の間接護衛に当たっていた「クレイオー」と、船団襲撃の「ティルピッツ」との砲戦が発生という感じです。



















 ■要目
 ■排水量:32,6000t(基準)
 ■全長:219,6m
 ■全幅:31.02m
 ■出力:121,000馬力
 ■最大速力:28ノット
 ■武装:35.6p45口径連装砲4基、12.7p38口径連装両用砲8基、56口径40mmボフォース機関砲4連装8基、20mmエリコン単装機銃37門

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