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超甲型巡洋艦 黒姫

I.J.N Kurohime
重巡殺しのブラック・プリンセス


 <使用キット>
 ミラージュ・オーシャン製 超甲巡795号艦

 <設定>
 計画が前倒しとなり、1942年に戦力化されたという設定です。ソロモン夜戦で活躍後、悪化する戦局で抗う超甲巡「黒姫」の1944年の姿を想定して作りました。

 <実艦解説>
 超甲巡は、昭和16年に計画されたマル5計画で建造予定だった艦船です。
 二次大戦前の日本海軍は、米海軍との艦隊決戦の前に大規模な夜襲をする計画でした。すなわち、「金剛」型戦艦が切り開いた活路に、重巡部隊と水雷戦隊が突入。敵戦艦に魚雷攻撃を行なって、翌日の昼間の主力戦艦の砲戦を優位に進めるというものでした。
 この作戦を行なう第二艦隊は「高雄」型重巡を旗艦としていましたが、80隻以上になることもある夜襲部隊の指揮には手狭と考えらるようになってきました。米海軍の重巡部隊との砲戦に絶対的な優位に無いのも問題とされました。さらに、「金剛」型戦艦は艦齢25年になるうえ、巡洋艦部隊とは速力に差が有ります。
 そのために、夜襲艦隊の旗艦として2隻計画されたのが本級です。
 史実においては、ミッドウエー海戦の敗北によりマル5計画そのものが廃案となり建造される事はありませんでした。

 
 ■主砲
 新開発の50口径31cm砲で、米国のSHSに似た重量弾が採用予定でした。その威力はワンランク上の砲と同様の性能を持っていたとも言われます。軽量弾の独の「シャルンホルスト」型の28cm砲より強力で、米の「アラスカ」型の30.5cm砲と互角に渡り合える性能と推察されます。
 
 ■高角砲
 超甲巡は、新型の長10cm砲を連装8基と異例に多く搭載しています。
 これは、夜戦の近距離対艦戦闘を意識したものと推察されます。そのため作例では、発射速度の速い半自動装填装置付きの砲塔型の長10cm砲を搭載しています。

 ■装甲
 対巡洋艦戦を想定しています。舷側装甲190mmですが、傾斜して取り付けられていて数値よりも強固なものになっています。遠距離砲戦を意識し甲板装甲は、125mmと比較的厚いです。

 <模型解説>
 超甲巡は、「レッドサン・ブラッククロス」を筆頭に数多くの架空戦記に出演するため、かねてから作りたかった架空艦の一つでした。それを2009年夏のワンフェスでレジンキットで入手し、例によって勢いで制作しました。
 1944年頃を想定して制作しました。
 基本部品しか入っていないレジンキットのうえに、計画のみで終わった艦のために、他の日本艦を参考に手を入れていく事になります。
 まずは、イージス艦のような鋭い艦首をプラ板とパテで日本艦のダブルカーヴェチャーに修正。
 適当すぎる舷窓は一度全て閉鎖。エバグリのプラ棒で、外舷電路と補強リヴ、汚水捨管を追加。その後、戦訓による舷窓閉鎖を想定しながら、舷窓を開けました。
 艦橋は計画図と微妙に違う気もしましたが、架空艦なので「大和」を参考に装備を付け加えるにとどめました。ただ艦橋基部の九四式高射指揮装置の台座は大きすぎたので、タミヤの「武蔵」のパーツと交換しました。
 25ミリ機銃座は、過剰にならない程度にジャンクパーツから利用して追加。
 航空機揚収用クレーンは両舷に1基ずつなので、キットのものではなく、「シャルンホルスト」の物を流用。
 長10サンチ砲の砲身や、マストは真鍮線で制作。
 太すぎた主砲の砲身は、真鍮パイプの組み合わせです。
 

 ■「シャルンホルスト」と「黒姫」
 サイズや武装の似た2艦ですが、設計思想の違いによる相違は大きいです。
 垂直装甲以外は、超甲巡の方が武装、浚波性能など優れた点が多いです。














 ■要目
 ■排水量:32,000t(基)
 ■全長:240m
 ■全幅:28m
 ■出力:170,000馬力
 ■最大速力:33ノット
 ■搭載機:3機
 ■武装:50口径31cm3連装砲3基、65口径10cm連装高角砲8基、25ミリ3連装機銃16基、25ミリ単装機銃12基

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