巡洋戦艦 フェイト
H.M.S Fate
凛と輝く‘巡洋艦狩り’のプロフェッショナル
<使用キット>
T社シャルンホルスト
T社ミズーリ他
<設定>
本艦は、オランダ巡洋戦艦「デ・ゼーヴェン・プロヴィンシェン」の後身である。
東インド防衛用に、日本重巡洋艦を圧倒する目的でアメリカに発注されて建造された。「プロジェクトF」と称され、米独伊蘭の造船技術の粋を集めた本艦は、後の大型艦に大きな影響を与えた。
1942年に発生した、蘭領東インド政府総督代理の暴走による「プレシア事件」で大破。
日本国内で修理・改装後に英国巡洋戦艦「フェイト」として、自由英国艦隊に編入される。
本国失陥後に、艦艇不足に悩んだ英国に重宝される事になる。
英国編入後は、インド洋で活動し、通商破壊部隊「ヴォルケン戦隊」と熾烈な交戦を繰り広げる事になる。特に重巡「フェリクス・シュルツ/シグナム」とは、宿命の関係にあった。
詳細な設定は、「名前をよんで」〜とある巡洋戦艦の寓話〜前説へ。
<模型解説>
掲示板でのみそろく様との会話がヒントとなり、建造を開始しました。
モデルとしたオランダの1939年計画案の巡洋戦艦も、独のシャルンホルストに似たデザインだった事から、母体はシャルンホルストに決定。
中央構造物を撤去した後に、幅が近いミズーリの中央構造物を接着。隙間と舷窓の一部をパテ埋め。
いつものように組み立てをしながら、細部を煮詰めました。
主砲はPT社の武装セット、二番煙突はA社ワシントンから流用した他、英国戦艦のパーツを色々使いました。
塗装は、英国艦の塗装がよく分からず、近似の明灰白色をメインに使用しました。
軽い思いつきで作ったわりに、俊敏なイメージの高速艦に仕上がったように思います。
艦名と艦歴の元ネタは、いつものようにアニメ「リルカルなのは」のフェイトから。(笑
■ワシントンとの比較
今回、2番煙突を「フェイト」に取られたA社ワシントン。
廃棄にするも可哀相なので、ミズーリの1番煙突を付けて完成させました。
何もいじってないため、アップは辛いですが背景にするなら、それなりにカッコいいです(苦笑
■要目
■排水量:37,800t(基)
■全長:235.0m)
■全幅:30.0m
■出力:180,000馬力
■最大速力:33ノット
■搭載機:2機
■武装:42口径38p連装砲3基、50口径13.3p連装砲8基、45口径2pdrポンポン砲8連装12基、多連装5p対空ロケットランチャー2基、20o連装機銃2基、同単装26基